朝早くに仕入れにいくための早起きは
時にはめげそうになるものの、いやではない。
運転席からみる日の出が大好きだからだ。
東へ向かって走るとき真正面に見える瞬間がある。
本当にきれいだ。
心に小さな傷を抱えて
向かえた朝は、音楽も見方に
ちょっと泣けてきたりして、一人感傷にふける。
先日の台風一過の朝、満足度の高い仕入れの帰り道には
虹が川のような流れで
きれいなレインボウカラーを描いていた。
なんだかとっても得したような朝。
澄んだ空気が山々まで見通せて強い風は
あらゆる澱みを吹き飛ばしてくれたようだ。
早起きが体に染み付いた花屋家業も
まんざらではないというものね。
晩秋にはいる昨今、そろそろお気に入りの
コートを出しましょうか。アウター好きの私には
寒さはすこしばかりお楽しみです。
庭で撮る写真も冷たい空気はぴりっとします。