日曜日、ゆっくり出来るのでちょっと学生時代を振り返って。
大学以外はずっと共学で、それも高校はなんと男子校から共学への女子が入る1期生だった。
1000人近い男子の中に女子が60人足らず。
どんな状況かご想像にお任せというものだ。
想像していただくのもおこがましいがセーラー服の私の前にサッカー部の先輩が
マネージャーをしてくれないかと教室まで来たものだ。
舞い上がった事は言うまでもない。
そのあとはかいがいしく合宿、遠征、練習試合に付き添って
ハーレムのような高校生活を送っていた。
なんと言うすばらしい環境だ。あー戻れるものなら。
体育の授業なんぞの時は窓越しからの視線と冷やかしの声で
赤面しながら体操したものだ。(きゃわいい)
もう二度とこない青春の1ページ。
今でもおっさんになった彼らとは仲がいい。
でもそんな私のいまの環境は100%女子との関わりである。
それがまた面白い。
ソファーを置いたのでレッスン後、世間話に花が咲く。
女性は柔軟性があって強い生き物だ、したたかさも持ち合わせている。
我が家は男子なる生き物だけで構成されているので彼らの単純さやら繊細さを
感じながら生活している。時に理解できない。
男子たるものほんまに賞賛によわいなとつくづく思う。(もちろん勝手な意見なので誤解のない様に)
まあそれは置いといていろんな生徒さんと話が出来て自分を知るいい機会でもある。
時に悩みも打ち明けると、答えてくれる言葉の一言に救われる時も多い。
心を開けば相手も心からのメッセージを送ってくれる。
この仕事はセラピーも兼ねているのではないかと思う時がある。
花の好きな人がへんぴなところに集まってくれて
ひとときを過ごす。
そして帰ればいろんな現実はあれどちょっと元気になってくれる、と思っているのは私だけ?
そんなことを感じながらの今年で3年目のマダムでございました。
長々とありがとうございました。
さて今日はそんな生徒さんの中でも一番長く来てくださっているM様。
物腰の中にも強さが備わり長く病院で働いていらっしゃったので花を使っての
セラピー的な仕事を希望されています。療養生活の長い方へ訪問に行くとか。
もしそういう情報をご存知の方がいらっしゃればご一報くださいね。
海外にはそういう学校もあると聞いたのですが。
作品は至ってシンプルかつ高度。
ダリアとディアポロだけのブーケ。新鮮です。
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