桃の花と尊敬する俳人

朝日歌壇の選者の重鎮、金子兜太氏が

亡くなったと今朝の新聞。

当然ながら存じ上げる方ではないですが

その生き様と歌とお人柄(作品の論評での知ったかですが)

には密かに尊敬と憧れを持っておりました。

反骨の詩人でもあり、ときに痛烈に時勢に批判の

声を上げていらした。

歌を詠むなどとは遠い生活をしていながら

新聞の一般の句を詠むのは楽しみで

アメリカの獄中から母へ詠むある日本人の句は

いつも胸が熱くなったりした。

また一人篤い方を失ったことに

寂しくてなんだか妙に悲しかった今朝です。

この桃の花をみて

歌を詠んで下さったら・・と勝手に

想像しております。

心からのご冥福をお祈りいたします。

 

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