今年は暖冬という予報が出ているらしい。
最近はまっている健さんシリーズの映画を見ていると
寒いという形容詞では当てはまらないくらいの
猛吹雪のシーンに思わず鼻水が垂れてきそうになる。
(寒いと鼻水が垂れてきますよね?)
ピンと張り詰めた冷たい空気とどんよりとした曇り空も
パリみたいで好き。(一度しか知らないけどね)
子供の頃、キリスト生誕劇の練習に近所の
教会へ通っていた。
その道のりのなんと寒かったことだろう。
蒔きストーブの暖かさと帰りにいただく紅茶がハイカラな気分に
してくれて、寒さも忘れてセリフの練習をする。
甘ったるくてレモン味のする怪しげな粉末の紅茶。
あの人工的な紅茶の味と寒さとキリストの誕生とは
何も結びつかなかった。
あの頃の私はいつも
何かを期待していた気がする・・・。
この聖堂で何かを祈れば叶うような気がしていたのだ。
今はイギリスだのフランスだの
ハイカラな紅茶をいただいてはいるものの
みんなでありがたく飲んだ怪しげな紅茶の背景を
懐かしむ私がいる。
祈れば叶うというよりも祈り続けることが大切なのだと
月日は静かに教えてくれている。
今週の土曜日は教会装飾だ。
こうして繋がっている。
クリスマスカラー(サンタさんの衣装の色だよね)ブーケ。
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