雨の祝日、前日に夕飯を一緒にどう?というメールに
返信が来なかった長男が蕎麦屋に行こうとのお誘いが・・・。
二日酔いの顔で待つ彼の顔をしばらく遠くで眺めていて
すっかり社会人の顔だなと呟きながら、
久しぶり・・と言葉を交わす。
暖簾をくぐるまで自然にエスコートしてくれるその仕草は
母が今まで子供達にしてきた動きそのもので
いつの間にか立場が変わっていた。
息子達には何気ない動きでも老い行く母には
小さな事でも成長がうれしい、むしろ小さな事の方が
感激するのだ。
電車に乗ったときに自然にかばってくれる一言・・・。
私がどこへ行くにも離さない宝物は
キャンプで拾ってきてくれた石ころと
クリスマスに母を労る手紙をサンタさんに書いた手紙だ。
3人の息子達は決して優秀でも男前でもないけれど
心だけは豊かに育ってくれたと思う。
私の知らないところで兄弟で励まし合ったりしているようだ。
親が口出しできない男兄弟としての絆がある事がとても誇らしい。
そうやって世代が交代していくものなのだ。
ママとしてだけの20数年が
一人の女性として生きていく覚悟を決めたママを
どう受け止めてくれるのか・・。
今年の母の日のプレゼントは私からリクエストしようかしら。
いいかな?
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