芍薬三昧の贅沢

毎年この時期になると優雅に鎮座する芍薬に

やっぱり心惹かれます。

特に乳白色の芍薬の美しさにはそこにいてくれるだけでいいよ・・。

みたいに話しかけてしまいます。

蕾から咲き始める様・・・大輪になってからでも

長く存在感を示してくれます。

皆様の顔もほころびます。

5月も芍薬月間

お楽しみに。

 

 

 

 

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桜とラクスパーの春色シャンペトル

 

2月は逃げるというのは本当ですね。

うかうかしていたらもう月末に入りそうです。

こんなときは冷静にきれいな花でも眺めましょう。

一足早い桜を使ってみました。

写真の倍の大きさはあるのですが、シャンペトルのコツをすでに

会得されている生徒さん。

あとはいかにして手に持てないくらいの手

元を

ぐらつかせないように固定するかを鬼の形相で

付きっきりでアドバイス。

ふううう、出来たあああ!!

お疲れさまでした。

 

3月レッスンのお知らせ

 

 

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間人蟹

朝起きると銀世界。

そういえば冷え込んで、夜中に目が覚めた。

今年は寒さが厳しい。

そんな中冬は蟹!とばかりに日本海を目指した。

大阪から二時間半ほどの京丹後市の

  間人・・・さてなんと呼ぶでしょう?

  マジン?マビト?

そうです、たいざと呼ぶらしいです。

宿泊は日本海が見渡せる宿。

重たそうな灰色の空、白い波が打ち寄せる日本海

凍てつく空気感。思わず口ずさむ歌は

やっぱり石川さゆりでした。はい。

 

海で泳ぐのは苦手でも海をみるのが大好き。

蟹を堪能したら久美浜にある

安藤忠雄氏が建てた美術館へ。

好きな作家、画家でもある安野光雅展をみる事が出来た。

良い旅でした。

 

久しぶりにきて下さったnさん。

大きな作品も難なくさらりと仕上げて下さいました。

またお待ちしていますね。

コブシ、ダリア、雪やなぎ、グリーンミント、ユーカリ、スイトピー

     2月のレッスンスケジュールです。

 

 

 

 

サンタの正体

古今東西、サンタクロースを待っている子供達の今日。

あれこれ、欲しいものをそれとなく聞く冬の団らん。

いつしか人形だの合体ものからファミコンのソフトへ変わり

流行ものは現実的なものになっている。

 

 

おもえば小さい頃、枕元に置いてあった近所の玩具やの

包装紙にサンタはどうやって近場で買い物をするんだと

子供心に真剣に悩んでいたものだ。

あの頃、寝る前のワクワク感は想像しがたい

喜びに満ちていた。

サンタの正体がわかる年にはワクワク感も

何処へ消えて、ロマンティックなイヴを誰と過ごすかだけを

考えていた。いつも女子会だったけれどね。

今、こうして年齢を重ねると何が一番のプレゼントかと言えば

目に見えない、想像の世界だけで広がるあの夢心地の

イヴの夜、お手紙何ぞを携えて休み、

願わくば遭遇したいと真剣に神様に祈る

あの時間ほどの

プレゼントがあるのだろうかとしみじみ考える。

サンタの正体など一生知らなくてよかったのに・・。

 

 

紅の引力

あと3回の年内レッスン。

今日も明るい笑顔とおしゃべりであっという間の

レッスンでした。

テーブルコーディネートのお仕事もお花のお仕事も

子育てもいつもまっすぐ。

そして今年最後のお花は紅いチューリップとグロリオサで

色っぽく作っていただきました。

紅の魅力が全開の作品ですね。

 

 

さあ、12月。

今日からアドヴェント、クリスマスまでの4週間

キリストの誕生を心待ちにする日々の始まり。

最近のクリスマス商戦は早すぎて、既に10日頃には

いささか飽きてきてしまうかな。

あのうきうき感も長すぎると薄まってしまうというのが

現実だ。

寒いと心なしか電飾もきれいに見える。

買い物客でごった返す百貨店もこの時期らしいディスプレイ

なんだかんだ言っても12月は無駄使いをするように出来ているのだ。

いかんいかん、財布のヒモをしばし閉めなくてはね・・・。

このダリアは存在感の女王のような気がする。

他の花を平凡に見せてしまう圧倒的な個性。

お見事です。

 

に比べれば可憐でどんな枝とも相性抜群のバラ姫。

どちらも女心をくすぐりますね。

ああ、可愛い!!

 

虹が見えた朝に。

朝早くに仕入れにいくための早起きは

時にはめげそうになるものの、いやではない。

運転席からみる日の出が大好きだからだ。

東へ向かって走るとき真正面に見える瞬間がある。

本当にきれいだ。

   

心に小さな傷を抱えて

向かえた朝は、音楽も見方に

ちょっと泣けてきたりして、一人感傷にふける。

先日の台風一過の朝、満足度の高い仕入れの帰り道には

虹が川のような流れで

きれいなレインボウカラーを描いていた。

なんだかとっても得したような朝。

澄んだ空気が山々まで見通せて強い風は

あらゆる澱みを吹き飛ばしてくれたようだ。

早起きが体に染み付いた花屋家業も

まんざらではないというものね。

 

晩秋にはいる昨今、そろそろお気に入りの

コートを出しましょうか。アウター好きの私には

寒さはすこしばかりお楽しみです。

庭で撮る写真も冷たい空気はぴりっとします。

 

 

 

 

ナナカマドとダリアの秋満載ブーケ

めっきり冷え込んだ今朝。

そろそろ寝具も変えどきかしらと考えながら

暖かい飲み物にほっとした朝。

名月はお団子で楽しみ、早々に休んでしまった。

所用で東京へ駆け込み、帰路は伊豆辺りの散策を急に思いつく。

(いつも駆け込み旅だ)

いやはや単線とこだまを乗り継ぐ旅なんて初めてだ。

とんでもなく時間がかかる。

各駅で止まる電車は、10分ほど信号待ちですとアナウンスがある。

えーーー!!10分も!

長い!!

新幹線など降りる前から速やかに乗り降りしてくれと言われる。

一秒さえも誤差はしたくないのか?

当たり前のように定時に動く生活に慣れてしまって

この10分に動揺し焦る。

そんなに急ぐ理由もないのに。

いつの間にかせかせか人間になっているのね。

伊豆の景色は海が見えると、やがて山の景色にくるくる変わる。

人々も緩やかに動く。

忘れかけていた追われない生活を思い出した。

電車の中で、さて伊豆の踊り子をもう一度読み返してみようかなと

思いながらここでも山口百恵が出てきてしまう昭和のスターは

底力があるなあ。

 

ナナカマドがきれいです。

 

 

松茸騒動

ゴルフコンペで松茸がgetできたぞ!!

鼻息荒く電話があったので、早速ハモ、エビ、銀杏等

百貨店の地下に走った。

松茸ご飯もいいかな?

保存方法は寿司屋で秘策を聞いたので

10日は持つな、しめしめ・・。

と想いながら、心待ちにしておりましたら

あらあら手ぶらです。

聞けば同じラウンドで、来客ありの話を聞いて持っていってもらったとの事

まあ仕方ない、白いご飯にハモの吸い物で主役なしの

夕食となりました。

お楽しみはちょっと先に延ばしましょうか・・・。

こちらは主役のダリアが遠慮がちですが、万作も

コスモスも鈴バラも良いバランスでいい味出してくれています。

ごちそうさまでした、

ではなくて素敵な仕上がりでしたと言わねばなりませんね。

 

 

器用不器用 得手不得手

なんだか中国語みたいな羅列になってしまいました。

レッスンが始まり、さあ、きれいに片付けた完璧だわ・・・

のつもりでもどこかすっきりしていない。

そうです、根っからのきちんと整理派ではないのです。

掃除をしてくださる生徒さんの段取りの良さに

見とれて、花を褒めるのを忘れて掃除が上手ですねとか

言ったりする。あらあら。

そして手先も決して器用ではありません。

ヒモを結べばすぐにほどける

大根を切れば、揃っていない。

掃除に始まり掃除で終わり、ラッピングもあるこの仕事を

生業としているのが不思議なくらいです。

そういえば信じられない事に

パリの由美さんも不器用だったとおっしゃっていました。

結局好きな事を続けていける熱意!

それが得手という事じゃないかしらと

どうしたらうまくできるようになりますか?

という問いへの私なりの当たり前すぎる答えでありました。

 

オレンジのダリアと万作、コスモス、

ヘンリーディーンの茶系の器に秋の花が映えます。